【行政書士試験に合格するには】~試験を受けた感想~
大体、皆さんこれをしたよから始まるかもしれませんが、少し試験当日の様子や試験会場の雰囲気、試験問題を解きながら感じたことを書きたいと思います。
まず、私は当日緊張しませんでした。少しドキドキしたかもしれませんが感情をぐらつかせて直前まで用意したメモ書きや再度の見直し箇所を見直す時間を無駄にしたくなかったです。直前の一分一秒も無駄にしないように集中するように自分を仕向けました。
私が受けた会場はホテルでしたので、一般のお客さんもいる中でできるだけ人のいない静かな椅子を早々に確保して開場までの時間を見直しに使いました。開場時間は試験の説明が始まる30分前からしか開きません。それまでにおひるごはんも終えてあとはトイレをすますだけにして会場へ入りました。試験前にどのくらいの量をいつ食べるかは模試を受ける時に試行錯誤してみてください。
ホテルの会場は大宴会場を3つに区切っていた感じで、音は全く響かず人の出入りが気にならず良かったですし、たまたま席が前から4列目くらいだったので視界に入る人数も限られていますし好都合でしたね。ラッキーだったかもしれません。
試験監督の方々は現役行政書士と聞いていましたし、その方々を眺めて男性ばかりでしたが直接の先輩になる方々がいるんだなと思っていました。あとはトイレをすまし待機です。
試験の説明が30分前から始まるのですが、これはなかなか30分も要らないと思うんですよね。何度も同じことを説明してくださり残りは時間までまた待機です。
ここでの注意は、置時計を机においてはいけないことです。模試の時はよく置時計を使われている方を見ました。実は長机に二人ずつ座るのですが隣に座っていた私よりは絶対若い男性の方が置時計だったんです。しまうように言われていまして彼は腕時計を持っていなかった様子でした。ホテル開場ですしどこにも時計がないんですね。困って焦っているかなと思い私は腕時計を外して横において見る派だったので、机の中央に私の腕時計を置いて「見ますか?」と声をかけさせていただきました。困った時はお互い様です。試験直前に徳を積みました。皆さんも気を付けてください。置時計は禁止です。
いざ試験問題を解き始めます。全体として令和5年度の試験は法令の五肢択一は簡単には得点できないけどその分記述で得点してねというメッセージかなと感じました。
直前の模試で230点くらいとっていたのですが、法令の五肢択一で120点超えて取れていたのに当日は108点です。憲法と地方自治法であまり得点できていません。ほかの方も同じ感じだと思うのでここで合否が分かれることはなかったと思います。
民法は易しかった割に苦手科目だったこともあり少し失敗気味です。記述がその分しっかり取れていて一般知識も得点源にできたので合計218点でした。
どんな点数の取り方でも180点取れたら合格できる試験です。(一般知識は足切りがありますが)取れる問題で取りこぼさず180点分を拾い集める作業を3時間休みなく続ける作業だと思ってください。